人工乳腺
人工乳腺法とは?
人工乳腺法とは豊胸術で使用するバストインプラント(人工乳腺)を乳腺下もしくは大胸筋下に挿入してバストアップをはかる方法です。人工乳腺は何種類かあり豊胸手術法も大きく分けて2種類あります。ここでは、について詳しくお伝えします。
人工乳腺の種類と歴史
シリコンジェルバッグ

1992年に、日本の厚生労働省にあたるアメリカ食品医薬品管理局(FDA)が内容物の漏出を危惧してその使用を全面的に禁止しました。万一破損した場合は、シリコン事体に粘着性があり、取り除くために広範囲に胸部を切開しなければならない可能性もあります。それ以後日本でもシリコンジェルバッグはほとんど使用されなくなりました。
生理食塩水バッグ

米国や日本で10年間程使用された人工乳腺です。点滴にも使用される食塩水をポリウレタン製バッグに注入したもので、万が一バッグが破れても人体への影響はなく体に吸収され安全面では問題はありませんでしたが、感触の面でやや物足りなさを感じます。生理食塩水は液体なので自然な形を形成しにくい点と、仕上がりの良くするためにはマッサージが欠かせないので術後の自己管理が重要になります。
ハイドロジェルバッグ

ハイドロジェルバッグとはムコ多糖類という砂糖やでんぷん質に近い成分で構成される人工乳腺。イギリスでは安全性が確認されていないとの理由で2002年使用禁止されました。
コヒーシブシリコンバック
コヒーシブ(凝集性)シリコンバッグは、現在わが国だけでなく世界中で広く使用されている人工乳腺。感触、安全性、耐久性、アフターケアなど多くの面において従来の人工乳腺よりも優れていると言われています。中身はシリコンジェルですが、以前のシリコンジェルバッグの短所を改良した新しいタイプのシリコンバッグです。コヒーシブシリコンの特徴は、万が一バッグが破れた場合でも漏れ出さないように改良を加えた点です。特にコムロコヒーシブシリコンにおいては非常に柔らかく、本物と変わらない感触となっています。


人工乳腺の安全性
人工乳腺は医学的に使用されている体内埋入物のうち最も安全なものの一つです。稀に取り出さなければならないこともありますが、人工乳腺が原因で生命にかかわるトラブルになることはありません。直接の原因でアレルギー反応を起こすこともないといってもよいでしょう。
よくある質問なのですが、妊娠・授乳に関しても何の影響もありません。

人工乳腺とガンの関係
これもよくある質問の一つですが、人工乳腺を挿入することでガンの発症率が上がるという報告はされていません。豊胸手術によるアフターケアで定期検診をしますので、どちらかというと普段は病院にいかない人よりも早期発見できる可能性があります。
もしガンが発見されたら、挿入したインプラント(シリコンプロテーゼ)は取り除く必要があります。







